毎日こつこつとスキンケアなどアンチエイジングをしていても、だんだんとシミやしわ、たるみといった老化がでてきてしまいます。
また、顔だけでなく、お腹がたるんできたり、白髪がでてきたりするなど、体全体に老化が表れてきます。
多くの人を悩ませる“老化”ですが、なんと見た目年齢を10歳~20歳も若返らせることが可能になるかもしれないそうなんです。
どういうことなのか、詳しくお話ししますね。
キーポイントは、「成長ホルモンの分泌を増やす」です。
成長ホルモンの分泌を増やせば、アンチエイジングできる
近年、アンチエイジングの世界で注目を集めいてるのが「成長ホルモン」です。一般的に、成長ホルモンは、子供を成長させるため(身長を伸ばしたり、筋力を発達させたりする)に必要と思われています。
けれど、成長ホルモンは、子供を成長させるだけでなく、骨や筋肉を丈夫にする、代謝を活発にする、臓器を修復・再生するなど、若さや健康を保つために大切な役割をしているんです。(そのため、アンチエイジングホルモンとも呼ばれることがあります)
ただ、成長ホルモンは、年齢とともに分泌量が減ってしまいます。
20代くらいから徐々に分泌量が減り、中年になると全盛期の15%程度にまで減少してしまうそうなんです。
成長ホルモンの分泌が少なくなると、肌の細胞の修復や再生が遅くなる(⇒シミ、しわ、たるみなど老化が進む)、筋肉量が少なくなる、代謝が低下して太りやすくなるなど、さまざまな老化現象が現れてくるんです。
なので、成長ホルモンの分泌量を増やすくことが、アンチエイジングに効果的というわけなんです。
成長ホルモンの分泌を増やす3つのポイント
では、成長ホルモンの分泌を増やすためにはどうすればいいかというと、・筋トレ
・睡眠
・アミノ酸
の3つがポイントになるんです。
【筋トレ】
筋トレなどで筋肉に負荷をかけると、乳酸が発生して成長ホルモンの分泌が活性化するそうです。
といっても、ジムに行く時間がなかったり、筋トレが苦手が人もいますよね。
そんな人には、スロースクワットがおススメです。これは、軽い負荷でも、筋トレと同じ効果が期待できるんですよ。
<スロースクワット方法>
1. 肩幅と同じくらいに足を開いて真っ直ぐに立ち、5秒かけてゆっくりとひざを曲げる。
2. 5秒かけてゆっくり元に戻る。この時ひざを真っ直ぐに伸ばさないようにする。
3. これを1日5回から10回行う。
(引用元:b.glenish!)
【睡眠】
成長ホルモンは、ノンレム睡眠(脳も体も休む深い眠り)のときにたくさん分泌されます。
なので、質の良い深い眠りをすることで、成長ホルモンの分泌をたくさん分泌させることができるんです。
・睡眠時は部屋を暗くする
・眠る3時間前以降は食事はしない
・軽くストレッチをする
・ゆっくり湯船につかり、体を休める
・血糖値を上げない(精製飲料、おかし、甘いものは避ける)
・寝る1時間前は、パソコンや携帯、スマホは見ない
などをして質の良い眠りを手に入れてくださいね。
【アミノ酸】
成長ホルモンはたんぱく質でできているので、素となるアミノ酸を摂取することが重要です。
特に、卵や肉(牛、豚、鳥)、魚介類、大豆、チーズ、ナッツ類に多く含まれる「グリシン」、「オルニチン」、「アルギニン」、「リジン」の4種類のアミノ酸は、成長ホルモン分泌を増やすそうです。
また、アミノ酸のひとつであるGABAは、ストレスを和らげ、成長ホルモンの分泌を促す効果があるそうです。
どれも、手軽にできることばかりですね。
アンチエイジングをして若返りをしたい人は、今日から始めてみてはいかがでしょうか。