さまざまな料理に使われていて、味を美味しくしてくれる『砂糖』。
ですが、もしニキビを治したいなら、
砂糖の摂取を控えた方がいいですよ。
というのも、砂糖は、ニキビの原因になってしまうからなんです。
どうして砂糖がニキビの原因になるのかお話しますね。
砂糖がニキビの原因になる理由とは?
砂糖がニキビに原因になる理由は、砂糖を摂取すると、●インシュリンが大量分泌される
●血流が悪くなる
●糖化
が起こるからです。 (後ほど一つずつ詳しく説明しますね。)
すると、
・ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が乱れる
・皮脂の分泌量が増える
・冷え症になる
・肌が敏感になる
・免疫力が低下する
・抗菌作用が低下する
・便秘
ということが起こるので、ニキビができやすくなるんです。
砂糖には色々な種類がありますが、ニキビの原因になる砂糖は、
『白砂糖、黒砂糖、三温糖、ざらめ糖、角砂糖、和三盆糖、グラニュー糖、
ブラウンシュガー、コーンシロップ』
のことを言います。
また、砂糖の代用品として、、カロリーゼロ飲料などに使われている
人工甘味料(アステルパームなど)がありますが、砂糖と同様にインシュリンの
分泌を増やす(皮脂分泌を増加する)ことが、実験から分かっています。
なので、科学的に証明されていませんが、
人口甘味料もニキビの原因になると思われます。
近年、砂糖は精神面や健康面に対して様々な問題を起こすと言われています。
そして、美容面でも問題を起こしてしまうという事なんです。
砂糖でインシュリンが大量分泌される
砂糖は、体内に吸収されやすい食品で、しかも吸収されると急激に血糖値を上げてしまいます。
すると、体内では、
砂糖を取る
↓
急激に血糖値が上がる
↓
血糖値を下げるため、腎臓がインシュリンを分泌する
↓
ホルモン増加
↓
皮脂分泌が過剰になる
ということが起こります。そして、ニキビができやすくなるんです。
砂糖によって、血流が悪くなる
糖分(砂糖)は、体内でエネルギーになります。ですが、エネルギーになる時に、ビタミンB1やミネラルを必要とします。
なので、砂糖を摂取過ぎるとビタミンやミネラルが、不足しがちになります。
ビタミンやミネラルが不足すると、血流が悪くなったり
血管が詰まったりしやすくなるので、肌に必要な栄養がいかなくなって
ターンオーバーの乱れや、肌の弾力の低下などが起こってしまうんです。
※血流をスムーズにして肌に栄養を送る 《美肌の必須事項》
その結果、ニキビができやすい肌になってしまうんです。
糖化が起こる
糖化とは、体内のタンパク質と糖分が結合して、“糖化たんぱく質”が作られることを言います。
そして、コラーゲンやエラスチンはタンパク質です。
なので、糖分を摂取しすぎると、肌の弾力に大きく関係する
コラーゲンやエラスチンは、糖化してしまいます。
糖化たんぱく質は、弾力がなく、茶褐色。
なので、肌はハリや弾力が低下して、その結果、
皮脂が詰まりやすい肌になってしまうんです。
(茶褐色をしているので、くすみもでてきます)
そして、ニキビができやすい肌になってしまうというわけなんです。
このように、砂糖は、ニキビの原因になります。
しかも、健康面や精神面にも悪影響と及ぼすと言われています。
なので、ニキビを治したい、ニキビを予防したいという人は、
砂糖の摂取を減らす(やめる)といいですよ。
といっても、なかなか砂糖を絶つのは難しいですね。
なので、次回、砂糖の摂取を抑える方法の話をしたいと思います。
→ニキビの原因となる“砂糖”の摂取を減らし、断つ方法
カテゴリ:ニキビケアコラム ニキビを治す生活習慣